「カイジ 人生逆転ゲーム」 公開初日の昨日,見てきました

イマイチダメだったところは鉄骨渡りのシーン
松ケンも出てるし最大の見せ場だと思って期待し過ぎたのがマズかったのか…。
顔の演技中心なせいで俳優は腰から上のカットが多くて、
原作通りにやってそうなったみたいなんだけど
映画ならもっと違いを見せれたんじゃないかと思うと勿体無い。
カイジ達参加者の目線から全体や下を映してみたりすれば
漫画よりも臨場感や恐怖心がより強く伝わるだろうに。
無駄に体グラグラとか途中立ち止まって泣いたり叫んだり感傷に浸ってばかりで
恐怖と戦いながらも足を進めている,というリアルな感じがまるっきり欠けていた。
あんな不安定な場所でそんなことしてる余裕ある?? …ぃや落ちるやろ
と余計なことを感じるのも、これは完全に余談だけど、
自分が小学生の頃似たようなゲームをして遊んでいたからかも知れない。。
ドブ川にかかる鉄骨を実際に渡って遊んでいたんです。←絶対にマネしないで下さい

高さこそ無いものの落ちれば大惨事という点ではカイジ達と一緒w
あれは無にならないと渡れませんよ。渡ると決めたら一直線。迷いなんて禁物。
途中で立ち止まるなんてもってのほか。
「Qさま」のびびり橋もやはり渡れた人と渡れなかった者の差はここにありましたなぁ。
そうカイジの言う通り、やれるかどうかじゃない、やらなきゃならないんだw
とまぁ色々書いたもののすごく気になったのはそこぐらいで、
全体的には良かったと思います。
映画として、1つの作品としては評論家じゃないのでよくわからないけど
竜也さんの言った通り、メッセージはしっかり伝わったと思う。
今の現実から1歩踏み出したいと思ってる人の背中を押すような作品だって。
まさにその通り!(今の私にも当て嵌まるなぁ…。)
カイジが地下帝国から死への道?とされるブレイブメン・ロードに挑戦するといって
バーンと出て行ったところにはすごく勇気付けられた。

強制労働シーンからそこまで、現実とリンクして考えさせられるところが多々ある
辛いけど危険な橋を渡るのは怖いしすぐに死にはしないだろうからって
抜け出すこともせず何も考えず、自分の限界をここまでって勝手に線引きして
無気力に働き続けることが果たして幸せな生き方だろうか?とか。
この辺り、夏に公開されていた「蟹工船」から受け取ったメッセージとも被る
考えろ!想像しろ!人生を安売りする者に人生はそれなりの対価しか支払わない。
カイジは考えて考えて、エリートが金を搾取していく世の中のシステムなどに気付いて
真っ向から真剣勝負を挑み、見事,一発逆転。

…考えてみれば人生ってのがギャンブルそのものなんだなぁ。
映画の至る所に,人生を生きるための,重要なヒントがある!!と感じたのはそのせいか。
最後に…最後まで見ても天海祐希演じる遠藤さんが「いいひと」だって思えた私は
やっぱりカイジと同じ「負け組」でしょうか?